ボンコール

華気取りの格子を真似る少女の頭が、もうすぐ背中に入る。





日は高く影は東に、乾灰色の地面は鍋底でゴムは焦げ臭う。
鈴の音に反して彼女の髪は鍋に垂直に下がり反りは引立つ。
両腕は空に鈍角、耐えきれず指先はだらしない生が際立つ。


ところで彼女道路にあり、こちら地上6階だが相似である。
私、双眼鏡を使い爪を確認する位置にあって彼女の他無し。




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この子は膝丈の赤いフレアのスカート、
白いペチコートのレースが少し見える。
足首を白い靴下が覆い靴はストラップ、
髪の毛は上半分を二つに分けて赤い紐。


無描写の一段を忘れられなくて不自由。
パラグラフ以降、もう耐えきれてない…

ので、私の中を詳細にすると

日は高く影は東で昼過ぎごろ
乾灰色で晴れ、焦…で高気温
鈴の音に反して〜で風鈴の夏

でもやっぱり冒頭一文で十分なんだな。
とにかくこの状況すごく気に入ってる。

2 件のコメント:

まつなみ へい さんのコメント...

おお、
さっぱりわからない!

でも気に入ってるようで
よかったね

宮国小貴子 さんのコメント...

だ よ ね !笑

でも最初のハードルは自分の中だもんね、
よいよい。


窓の外側にある格子の形を真似する女の子だよ。
うちのはぐるぐる曲がってんの。
だから、女の子も曲がってんだ。
(これでも伝わらな〜い笑)