爪にふれる


椿


枝葉の褐色は冷えに溶ける性質があります。
溶始めは金色ですが直後に透明へと変化し、
より強く香ばしく薫ることが解っています。

金色を確認することは通常は非常に困難で、
極稀の深曇りの日に見えることがあります。


その香を含んだ風は肌の上を転がるように
液状の非常に細かい粒状で吹きさらします。
触れた肌は色味が増し明るくするでしょう。







B1ポスターと衣装とパソコンを抱え
まだ陽の落ちないうちに帰ったときに、
冬が去ろうとしているのを感じました。

0 件のコメント: