
文字はマラルメ詩集から切貼りしました。
それだけでなんとも贅沢(な気分)です!
(気に入りすぎて携帯の待ち受けにした)
(良かったら皆さんもどうぞ。)
(開ける度、自分の現状を思い知らせてくれるよ!)
(頼もしいぜ!)
一つ、ワンモア・マイ・ドリップコーヒー
一つ、望ましい飲器は当然望ましい棚の奥
一つ、ケトルの口が細いのは世の常識です
一つ、“鍋の鳴き声など聞きたくありません”
一つ、“慌てているのか、一呼吸置きなさい”
膨らむ小石を見ながら過ごす20秒に一体どれだけの事を思うのが正しいと思いますか。
水晶に映るは蒸気だけだというのに一体何が自分の繊毛を揺らし目蓋を下ろすのです。
渦を巻くのはあなたの仕事です。
気取る口を使い中心へ向かって。
泡の虹にときめかないことに気がついても、落胆する必要は全くないと私は思います。
目をつぶってしまえば、落ちるものが管楽音で部屋を満たしている事に気がつきます。
家でコーヒーいれるの楽しくなっちゃった。
あんまり飲まない方が良いらしいから一日一杯だけって決めているんだけど。
那覇の家でおかあさんがコーヒーをいれていた頃を思い出しながらいれるの。
お湯を注いだ瞬間に歓声のように薫る豆と、フィルターにつく泡を見ていた。
おかあさんの真似をして、上手にいれられますように、と思いながら注ぐの。
いつか私が今と違う場所に住んだ時に、美味しくいれられる日を願いながら。
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