NAVI




架空畳の公演が終わりました。
見にいらしてくださったみなさん、本当にありがとうございました!
みなさんと触れ合える機会が、どんなに力になるかを実感しました。
衣装の…と声をかけてもらえて、焼ける程嬉しかった。ありがとう。
焦がれて焦がれてどうしようもないくらい、待っていたんだと思う。
嬉しくて嬉しくて、幸せすぎて涙堪えるのさえも幸せだと痺れたの。

初めての外部公演が新宿モリエールだった。私の星はつくづく贅沢。
楽日、普段はしないモッズスーツにハイヒールという格好で行った。
柔軟に自由になったね、私。そして痩せた。










2ステージまで、全く衣装が間に合わずに私服提供しました。
役者のみなさんが本当に優しくて、格好よくて、苦しかった。

二日目の夜公演から、作った全てが揃って照明を浴びました。
イメージよりもずっと可愛くてまとまって、出来がいいのね。
きっと見た人々はシャツにもパンツにも気を取られずにいて、
作った物だとか買った物だとかそういうことを思わなかった。

役者の皆に、
欲しい、貰って帰る、と言われて素直に縫製の成長を感じて、
ジャストサイズ!動きやすくて吃驚した!って言って貰えて、
パターン操作も計算も確実に身について来ていると実感して、
その結果、出来上がった衣装達に私は洋服を感じてしまって、
舞台で身につける物が洋服なんて、劇を見て心底悔しかった。

ゼロの私が信頼を得るには既製の様な仕上がりが必要だけど、
プロのショーで既製はつまらない物に見えてしまうのでしょ。
わたし、つまらないって言ってもらえるようになるのかしら。

悔しくて震えてしまうよ。
足りなさすぎて心臓を掻毟るばかりで技術も器量も空の瓶よ。
夢に出るような物が良いの、妖精を作りたいの、どうしよう。



大好きなものばかりを、普段も着られるくらいに作れたのに、
前回のガタガタなサーカス衣裳が私っぽいと思ってしまうな。
こういうときに寂しいと思うのは形容が違うんだろうけれど、
人にすがりついて泣いてから前に進みたいと願うのは、本当。

そんな事しなくても進めるんだけどね。
もがくためのスペースはどこにでもあるもんじゃないんだね。



今回の特徴的な成長

ブラウス
ワンウェープリーツ
クレリックシャツ   …RPGみたい。やったことないけど。

ちゃんとした写真はカメラマンからもらってまた今度載せる。

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