うらら

どんなに愛しい電話でも一杯の珈琲には敵わないでしょう。
この匂いも苦みも目の前に座る貴方だけに伝わるのだから、
どんな夜中にも白んだ空を背負ってでもマグを手に会おう。
部屋の匂いのまま音を聞いたっていつもの部屋なのだから。

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